性病に感染するリスクを下げるために必要なこと
性病とは正しくは性感染症といい、性的接触によって感染する病気と定義されています。
10種類以上の病気があり、主なものとしては梅毒、エイズ、淋菌感染症、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスなどがあげられます。
かつて性病といわれていたものは梅毒、淋病、軟性下疳、そけいリンパ肉芽腫の4つの病気の総称でしたが、新しい病気が増えることや、症状がなくても感染していると危険性が高くなる病気なども重視されることによって分類の仕方が変わったのです。
性病を予防する最も確実な方法は、性行為を行なわないことです。
しかし、性欲や子供を作る行為のため完全に止めるということは難しいといえます。
現実的に感染のリスクを下げる予防する方法としては、まず不特定多数の人と性行為を行なわないことがあげられます。
接触する人数が多ければ多いほど病気になってしまう確率は高くなります。できるだけ特定の信頼できるパートナーと行なうことが望ましいものです。
引用元:http://www.iceberry.jp/archives/71
また、コンドームを使用することも重要です。最初はコンドームはなしで、途中から使用するといった方法を行なう人もいますが感染予防という観点においては全く意味のない行為になります。
避妊のためにつけるというよりも、リスクを下げるためにつけると考えた方が良いと思われます。
女性も始めての時などはお互いに緊張していると思いますが、安全に性行為を行なうためにもコンドームをつけてといえるかどうかも、病気になるかならないかの境目ともいえます。
しかし、正しく最初から最後まで使用していても確実に安全といえないのが現状です。
淋病やクラミジアは喉にも感染することが分かっています。
最近ではフェラチオやクリニングスを行なうことが一般的となっていますが、これらの行為によって喉に性病のリスクを負ってしまうことも増えてきています。
性病のリスクを下げるためには、コンドームを使うこと以外にも相手が性病になっていないかどうかを見極めることが重要です。